特徴 |
しっかりと食べているのに痩せている 食糞をする。飢えたようにいろんな物を食べる。 くさった油のような匂いの便。黄色ぽっい便。 若齢では発育が止まります。(先天性の場合もあります) |
症状 | 慢性膵臓炎・膵臓の萎縮などにより正常な消化を行うのに必要な消化酵素の分泌が不十分なために、小腸での栄養吸収ができずにいつも消化不良の状態になります。栄養が行き渡りませんので、抜け毛なども症状としてあらわれることもある |
原因 |
膵管が狭い・代謝障害・遺伝・ウイルス・高脂肪や高蛋白食・ストレスなど ただし、確定できる原因は不明。 |
犬種 | 犬種や年齢に関わらず発生しますが、特に大型犬やシェパード・シュナウザーにも多い。猫にはほとんど発生しません。 |
診断 | 脂肪便がでますので便の染色テストや、トリプトシン(膵臓からの分泌酵素)の増減検査。正常の血液検査では正常値を示してもコレステロール値は低くなることがあります。機械依存型の獣医さんではわからない可能性があります。(経験上)飼主さんへの質問や動物の観察をきちんとしてくれる獣医さんに診断してもらう方がよいと思いますし、飼主さんでこのような症状が出ているので、検査して下さいと言うのもよいかも知れません。 |
治療 |
完治させるというのは現時点では不可能。 消化酵素と食事療法を与え続ける必要があります。 |
食餌 |
消化の食べ物(フード)にしましょう。 経験上、いろんなペットフード(表示上の自然食含む)を試しましたが、消化のよくないフードだと、消化酵素が出ていないので、食べても消化しにくいです。SGに変えてからは、少しふっくらした体型になりました。それだけ消化がよいという事の証明だと思います。(今はアズミラも使用) |
サプリ |
ベジタブルエンザイム(消化酵素)・COQ10(補酵素)・ フードはSGJプロダクツのセミベジタリアン・アズミラのドッグフードや缶詰めがおすすめです。 ビタミンAEDもおすすめです(総合ビタミンミネラル=メガペットデイリーで補給しても良いでしょう) |